2006年04月15日

Tulipomania


 『チューリップ狂時代』

 空の上から見えた虹色のじゅうたん。
 それは広大な土地に咲き誇る色とりどりのチューリップ。

 17世紀前半、オランダで世界最初のバブル経済が起こりました。
 原因はこの花。その当時のことを表現した言葉です。
 
 この国に降り立った3月末は、花々が鮮やかに彩りを添える、一年
で最も美しい時期。チューリップ畑があちこちに見られました。車より
も自転車を好むこの国の人々は気の向くままに自転車を止めて、畑
の中を歩いたり写真を撮ったりし、花々とたわむれていました。

 一本でも美しく、数え切れないほどの本数になってまた別の美しさ
がある。

 不思議な魅力を持つ花です。
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2006年04月08日

久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ


  「(人ならば)穏やかな心でいられる光のどかな春の日なのに
   桜だけはどうして落ち着くことなく散っていってしまうのだろう」

 散り行く桜を見ると、必ずこの和歌が頭に浮かびます。作者は紀友則、
紀貫之の従兄弟です。
 上の句の五・七・五の頭音が「ひ、ひ、は」、ハ行の韻を踏んでいることが
何となくではありますが、覚えやすく頭に残る要因かもしれません。最後の
七も「は」が頭音だと、実は先程気付きました。
 
 春風に舞う桜の花びら。

 美しさと儚さを同時に見出すのは、古今変わらぬ日本人の真髄なのでしょう。 
 今日はこの歌を口にするにふさわしく、日の光がのどかな中で先を急ぐかの
ように桜が散っていました。
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2006年04月01日

Cafe de Nuit


  『夜のカフェテラス』

 お気に入りの画家のひとり、オランダ人のゴッホ。
 彼の作品の中でも一番好きなこの題名の絵はクレラー・ミューラー美術館所蔵で、
オランダに着いて間もない頃、真っ先に見に出かけました。しかし館内にはお目当て
の絵がなく、館員に尋ねたところ、よりによって日本のゴッホ展に出品中とのこと!!
無念で仕方ありませんでした。

 写真は10月に南仏を旅した際に、昔と同じたたずまいのカフェを撮影したもの。
描かれた絵はゴッホのアルル時代のもので、青と黄のコントラストが印象的です。
肝心の実物は、12月末に美術館のホームページで戻ったことを知り、1月早々に
出かけて対面することができました。

 「この絵は日本で何人の人と会ってきたのだろう・・・
  友達も見に行ったと聞いているし、何だか不思議。
  絵に描かれた人は永遠に生き続けていて、羨ましいな・・・」

 思いをめぐらせながら、30分以上も絵の前の椅子に座って眺めていました。
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2006年03月25日

AQUI...ONDE A TERRA SE ACABA E O MAR COMECA


 「ここに地果て、海始まる」

 北緯38度47分、西経9度30分。
 リスボンから電車とバスに揺られ2時間程で着くユーラシア最西端のロカ岬。

 ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだこの言葉に、主人が最初に発したのが
「俺でも言えそう」、付け足して「でも一番最初に言ったからすごいんだよな」と。
 なるほど、当たり前のことを当たり前に初めて表現したからこそ感慨深い・・・
きっとそうなのでしょう。

 大航海時代、リスボンを出航しこの岬を背にして新大陸を目指した船乗りたち。
 きらきらと波打つこの美しい海を見ながら、命がけで航海に臨んだ、かの時代
の数多き船乗りたちに思いを馳せる…そんな場所です。
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2006年03月18日

EEN VOLK DAT LEEFT BOUWT AAN ZYN TOEKOMST

Afsluitdijk.jpg


 「生きている民族は将来のために建設をする」

 締切大堤防のほぼ中央に位置する記念碑に刻まれている言葉です。
 この大堤防は、度重なる水害を防ぐために12年の歳月をかけ、1932年に
完成しました。全長32kmという長さを、ひとつひとつの石を積み重ねるという、
気が遠くなりそうな作業で作り上げられました。

 オランダの有名なことわざに、「世界は神が創ったが、オランダはオランダ人
が作った」というものがあります。
 国土の20%を干拓等で作り上げたオランダ人。その強い精神を裏付ける
代表的建築物です。
 地盤が石のためか、隔てられた海と湖と調和して、とても美しい堤防です。

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People who live now build for people in the future.
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2006年03月11日

Sanctus Sanctus Sanctus

Sagrada_Familia.jpg

 「聖なるかな・・・神よ・・・」

 サッカー、そしてハンドボールの名門チームがホームタウンとするバルセロナ。
 シンボル的な建築物、サグラダ・ファミリアを見上げたときのこと。
 突塔に上へ上へと向かって書かれている文字に気付き、涙が浮かびました。

 ガウディの最期。
 彼は市電に轢かれ、その3日後に亡くなりました。事故直後、乞食のような格好
をしていた彼がサグラダ・ファミリアを手がけている著名な建築家であることに誰も
気付かず、貧民の人々の病院に送られ、治療が遅れたそうです。

 31歳で責任者を任されてから信仰に目覚め、晩年は他の仕事の依頼を断って
無心に取り組んだ建物。身なりに気を使わず、ただただ作り上げようとした、その
建物に刻まれた言葉。 
 
 Sanctus Sanctus Sanctus, Dominus Deus Sabaoth... 

 昔歌ったミサ曲を口ずさみました。一人の偉大な建築家のために・・・。

 74歳の誕生日をあと数日後に控えて、神に召されたガウディ。

 今、彼は、サグラダ・ファミリアの中で永遠の眠りについています。

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Holy Holy Holy

Barcelona is the city well-known of home town such as
football and handball.
When I saw the symbol architecture "Sagrada Familia",
I noticed the words carved at the top of its steeples,
which made me really cry.

Gaudi's last moment.
He was hit by the tram in a street and died after three days.
Because he was shabbily dressed, nobody noticed that
the man in accident was a famous architect who engaged in
Sagrada Familia.
He was sent to a hospital for a poor people, and it caused
a delay of his treatment.

He became the director at his age of 31, later began to
believe in god. In his last years he just concentrated to
build it up, declining other works. He didn't care about
his fashion, just thought about his life work...

"Sanctus Sanctus Sanctus Dominus Deus Sabaoth..."

I sang the Mass for a great architect, Gaudi i Cornet, Antonio.

God took him to the Heaven a few days before his 74 years
-old birthday.
Now, he is sleeping in Sagrada Familia for long.
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2006年03月10日

To Lose My Words

 「言葉を失う」

 文字通りの、そういう瞬間、ってありませんか?
 突然の悲しいこと、嬉しいことで、息ができないとき・・・
 感動して胸が詰まって、何も言えないとき・・・

 そんな忘れがたい時、忘れがたい場所を
 ちょっと真面目に、でも爽やかに、綴っていこうと思います。

 誰かのために・・・というよりも
 誰かのためになれるといいなって願う、自分のために。

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I do lose my words

Maybe you've got such a moment.
You can't say anything because of sadness or happiness
which comes to you all of sudden,
or with such a deep impression you don't have words for it.

The moment and the place I've never forgot,
I am going to note them here bit seriously but clearly, so...

This blog is just for you.
Actually for me, myself wishing I can do something for you.
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2006年03月09日

Time Out-do Myself

 このTimeという言葉が、試合の時間・戦いの時間、を意味するならば
 Time Outは試合の合い間や、戦っていない休息のとき、ということになります。

 outdo oneself = do one's best 最善を尽くす という言葉とからめて

 Time Out-do Myself・・・「戦いの場でなくても、最善を尽くしている」

 試合の合い間から再びコートに臨む前、まっすぐに上を見て祈りを捧げた人。
 遠くから見ていた私は鳥肌が立ちました。

 絶えず何かに打ち込む姿は、誰かの心に響くのですね。

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If this "Time" means time for matches or fightings,
"Time Out" means time between the match or time for the rest.

"Time Out-do Myself" is my coinage mixed "Time" and
"outdo oneself (= do one's best)", which means
"doing one's best even out of the court or the battle field".

Once I was in a huge hall watching a very big match of handball.
I saw a player who looked up, said a little prayer at the last minute
of his time out and ran back into the court.
I was so impressed with his act...

To do your best all the time moves someone's emotion.
posted by yuki at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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